美容界では、保湿クリームに注目が集まっています。
以前は、「ベタつく」「肌に悪い油分が含まれている」などの理由から、つけないほうが良いとまでいわれていたクリームですが、最近は事情が変わってきています。
クリームというと、一昔前までは白くてベタベタした油分のかたまりのような存在でした。
しかし油分が必ずしも肌に良いわけではない、ということがわかってきたことで、それまでこぞって使っていた人々からもクリームは倦厭されるようになったのです。
そのきっかけは1970年から80年代に、学術誌で「角質のモイスチャーバランスを保つ事こそ美肌の秘訣だ」と発表された事でした。
以来、医療の世界や美容の世界で、お肌のための大革命が行われ続けてきたのです。
そうした進歩の中で生まれたものの1つがゲル状のクリームというわけです。
クリームには、油分が多く含まれていました。
これは、バリア機能を目的としていた事と油分自体が肌を潤してくれるという誤解があったからです。
実際に肌を潤す働きのある油分はありますが、それらは油分そのものが潤すのではなくて、潤すための働きかけをするということなのです。
クリームがゲル化されたことで、余分な油分の変わりに水分が肌に届けられるようになりました。
有効成分と結合した水分は肌の中で保水され、また、クリームに配合された油分でバリアを張ることで、その保水された水分を蒸発させる事なく保ち続けることができるというわけです。
肌にバリアを張ることで、防げるのは内部からの水分の蒸発だけではありません。
外から受ける刺激の中には、当然肌ダメージにつながってしまう物があります。
それは、紫外線やホコリ、ハウスダストや化学物質などです。これらは、全てアトピーの成人後発症の引き金になります。
アトピースキンケアの1つとして「守る」という考え方をとり入れましょう。
現代のクリームは、あなたの肌の救世主になるかもしれません。