アトピーは、かつては子供特有の病気とされていました。しかし、最近では成人後もその症状に悩まされる人が増えてきています。
成人アトピーは、以下の3つに分けて考えられています。
読者のお悩みの中で、とっても多かったのが(3)の「成人後、初めてのアトピー症状が出る」タイプでした。
「20歳を過ぎた頃からかゆみを感じ始めた。」「顔が赤くなってひび割れてしまい、メイクができない。」など切実な声が寄せられる中、特に驚いたのは、「72歳の母が、急にアトピーを発症した。」というお悩みでした。
しかも成人アトピーの場合「顔が赤くなる」「首筋に色素沈着がおこる」など症状も特徴的です。
ほんの少し前までは「成長し、免疫力がアップすれば自然に治る」というのがアトピーでしたが、今となってはいつ発症するかわからない病気のひとつになってしまったようです。
それは、この(3)の場合が、(1)や(2)とは異なった原因で発症することが多いからなのです。
先に紹介した(1)や(2)の場合、原因は「遺伝、体質」が圧倒的に多くなります。
それに比べ、(3)の場合は、「Ⅰ心理的要因、Ⅱ細菌感染、Ⅲ環境因子、Ⅳ生活リズム、Ⅴ食生活」が左から順に大きな原因と考えられています。
しかし、実はアトピーが成人後に発症してしまう原因はよくわかっていないというのが現状です。
以前、業界の専門誌で(別の出版社です)アトピー最新情報の特集が組まれ、その世界ではトップクラスの専門医が4人集められ、座談会式に大人アトピーについて考えていくという企画がありました。
その時に原因として挙げられたのが先にあげた5つの事由ですが、「1つ1つが原因にはなるが、複雑であるため推論の域を出ない、原因の特定については今後の課題にしたい」ということでまとまっていました。
最近では顔だけに症状が出る、顔だけ敏感肌からアトピーへの移行も目立ちます。
そのことから、化粧品の成分や毎日のスキンケア自体が問題である可能性も高いと考えられています。
敏感肌コスメ・敏感肌用化粧品なども、よくみかけますが、アトピーのスキンケアで心がけたい事とは、なんなのでしょうか?
『間違ったスキンケア、してませんか?』へ続きます。